補助金の概要
「東京の豊かな自然を、もっと多くの人に届けたい」「年齢や身体的な制約に関わらず、誰もが安心して楽しめる自然体験を提供したい」とお考えの観光事業者の方へ朗報です！東京都が実施する【令和７年度誰もが楽しめる自然体験型観光推進事業補助金】は、まさに皆様の想いを実現するための強力な後押しとなる制度です。バリアフリー対応の備品導入や、誰もが利用しやすい施設整備にかかる費用の一部を補助し、東京の観光をさらに魅力的なものへと進化させることを目指します。この機会に、あなたの事業をユニバーサルデザインの視点で見直し、新たな顧客層の開拓に挑戦しませんか？
補助上限額
通常備品導入：最大200万円 施設整備を伴う場合：最大500万円
補助率
補助対象経費の4/5以内 この補助率を活用することで、自己負担を抑えながら、必要なバリアフリー化を進めることができます。より多くの方に自然体験の喜びを届けるための投資を、この機会にぜひご検討ください。
対象経費
補助の対象となるのは、誰もが自然体験を楽しめるようにするための備品購入や施設整備にかかる費用です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・アウトドア用車椅子や水陸両用車椅子の購入費
・けん引式車椅子補助装置の購入費
・アクセスマットの購入費
・呼出し器や防水性筆談器の購入費
・車椅子対応スタンドアップパドルボードの改造費
・車椅子固定具設置費や乗船用スロープの購入費
・備品を格納する倉庫の整備費用
これらの設備を導入することで、より多くの方が東京の自然を安心して満喫できるようになります。
対象事業者
この補助金をご利用いただけるのは、以下の事業者です。
・都内に所在し、自然体験型の観光プログラムを提供している事業者
・都内の観光協会等で、上記の事業者にバリアフリー対応備品を無償で貸し出す団体
あなたの事業が、より多くの人々にとってアクセスしやすいものになるよう、この補助金がサポートします。
申請期間
令和7年4月1日～令和7年12月26日（必着） ※予算額到達次第、受付終了となりますので、お早めの申請をご検討ください。
必要書類
申請には、以下の書類が必要となります。詳細は募集要項をご確認ください。
・補助金交付申請書
・導入する備品や実施する施設整備に関する計画書
・購入・整備にかかる見積書等の経費証明資料
・申請事業者の概要がわかる資料
・その他、東京都が定める様式に基づく書類
これらの書類を丁寧に準備し、あなたのユニバーサルな観光への取り組みを具体的に示してください。
申請手順
補助金獲得までのステップは以下の通りです。
１．まず、公開される募集要項を熟読し、補助金の目的や要件をしっかりと理解してください。
２．必要な書類を準備してください。
３．申請は、jGrantsによる電子申請または郵送（簡易書留）にて行います。
４．提出された書類に基づき、東京都による審査が行われます。
５．審査に通過すると交付決定が通知され、その後、備品購入や施設整備を実施していただきます。
６．事業完了後、実績報告書を提出し、補助金の精算が行われます。
この手順に従って、着実に申請を進めてください。
審査のポイント
あなたの提案が採択されるかどうかは、以下の点が重要なポイントとなります。
・障害者や高齢者など、多様な利用者への配慮や利便性向上への具体的な取り組みが示されているか。
・導入する備品や整備する施設が、自然体験の促進に直接的に貢献するか。
・事業の実現可能性が高く、持続的な運営が見込めるか。
・あなたの取り組みが、地域の他の観光資源への良い影響を与える可能性があるか。
これらの点を明確にアピールすることが、採択への鍵となります。
アドバイス
この補助金は、単にバリアフリー化を進めるだけでなく、「誰もが分け隔てなく自然を楽しめる体験型観光」という新たな価値を創造することを目的としています。設備導入に加えて、プログラムの内容自体が多様なニーズに対応できるよう工夫されているかが重要です。障害のある方、高齢の方、ベビーカーを利用する方など、様々な視点を取り入れた企画設計を心がけてください。また、アウトドアアクティビティや水辺観光を提供する事業者にとっては、この補助金を活用することで、より多くの人に自然の魅力を伝えるチャンスが広がります。予算には限りがありますので、早めの情報収集と申請準備をお勧めします。この機会を活かし、誰もが笑顔になれる自然体験を提供しませんか？
