【補助金名】
令和7年度 コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業
【補助金の概要】
本事業は、食品製造工場、冷凍冷蔵倉庫、食品小売店舗などのコールドチェーン分野において、脱炭素型自然冷媒機器への移行を促進することを目的としています。
脱フロン・脱炭素化の実現に向けて、自然冷媒機器の導入支援と既設機器のフロン排出抑制対策を支援し、エネルギー効率の向上と温室効果ガス排出量削減を目指します。
カーボンニュートラル達成に貢献する取り組みを検討している企業にとって、非常に魅力的な補助制度です。
【補助上限】
7,000万円(70,000千円)
【補助率】
原則1/3(案件により異なる可能性あり)
【対象経費】
- 脱炭素型自然冷媒機器の導入費用
- 冷媒管理・フロン排出抑制に係るシステム整備費用
- 省エネ型冷凍冷蔵ショーケース・フリーザー等の設備導入費用
【対象事業者】
- 民間事業者
- 団体
- 地方公共団体等
※対象となる事業者は公募要領で細かく規定されていますのでご確認ください。
【申請期間】
令和7年度の実施開始以降、公募開始予定(詳細は今後案内)
※事業期間は令和5年度~令和9年度(今年度は継続公募型)
【必要書類】
- 補助金交付申請書
- 事業計画書
- 導入機器の仕様書・カタログ等
- 経費積算根拠資料
- 会社概要、法人登記簿謄本などの確認書類
【申請手順】
1.公募要領を熟読し、補助対象要件と対象経費を確認する
2.事業計画と資金計画を具体的に策定する
3.必要書類を整え、指定の方法により電子申請または郵送提出する
4.審査・採択結果の通知を待つ
5.採択後、速やかに事業着手と実績報告を行う
【審査のポイント】
- 脱炭素化・省エネルギー推進にどれだけ貢献できるか
- 脱フロン・低炭素化に向けた明確な戦略と具体的な実施計画があるか
- 導入機器の省エネルギー性能や脱フロン対応度が高いか
- 事業実施体制が適切で、スムーズに遂行できる見込みがあるか
【アドバイス】
この補助金は「単なる設備更新」ではなく、「地球環境負荷低減への本気度」が問われます。
採択されるためには、省エネルギー・脱炭素・温暖化防止という国の政策目標に即した強い意志と、それを裏付ける具体的な計画書作成が不可欠です。
特に、自然冷媒機器の導入効果を定量的に示し、従来機器と比較してどれだけの温室効果ガス削減が期待できるかを明示すると、審査通過の可能性が高まります。
また、対象経費の積算資料はできるだけ正確に、過不足なく用意することが重要です。
今後の脱炭素社会に向けて、今このタイミングで環境対応型経営へ舵を切る絶好のチャンスを活かしましょう!