【補助金の概要】
本補助金は、2050年カーボンニュートラル実現と2040年エネルギーミックス目標達成に向けて、業務産業用の大型蓄電システムの導入を支援するものです。 高圧以上の需要家(工場、ビル等)に設置する20kWh超の業務産業用蓄電池が対象となり、電力需給ひっ迫時や再エネ出力制御にも対応できる体制構築を後押しします。
【補助金名】
令和6年度補正 再生可能エネルギー導入拡大・分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(DRリソース導入のための業務産業用蓄電システム等導入支援事業)
【補助率】
1/3以内
【補助上限額】
3億円/申請あたり
【対象経費】
・業務産業用蓄電システム本体(セル、モジュール、制御装置、筐体等) ・システム制御機器(EMS、インバータ等) ・設計費、必要最低限の据付・設置工事費 ・空調設備、分電盤など必要不可欠な付帯設備
【対象事業者】
・日本国内に拠点を持つ法人・個人事業主・個人 ・高圧以上需要側(工場、商業施設、オフィスビル等) ・蓄電システムを新規導入し、DR契約またはDRメニューに加入できる者
【申請期間】
2025年3月27日(木)~2025年10月31日(金) ※予算到達次第、受付終了
【必要書類】
・交付申請書 ・暴力団排除に関する誓約事項 ・実施体制図 ・三者見積書(交付申請後提出可) ・設置設備仕様書・製品カタログ ・リース利用の場合はリース契約書等
【申請手順】
①交付要領・規定を確認 ②GビズIDプライムアカウント取得 ③jGrantsで必要情報入力&書類添付 ④交付決定後に契約・設置着手 ⑤完了後、実績報告→補助金確定・支払い
【審査のポイント】
・蓄電システムがDR対応可能か(IoT化含む) ・目標価格(12万円/kWh税抜)以下のコストで導入できるか ・設置先需要家が経営基盤しっかりしているか ・国・SIIが求めるDRデータ提供や実施報告対応ができるか
【アドバイス】
DR対応の実績が豊富なアグリゲーター、小売電気事業者と連携して事前準備を進めるのが重要です。 また、設計費・工事費についても対象になるので、しっかり見積精査を行い、コスト圧縮と補助最大活用を目指しましょう! 大型設備になるため、早期にGビズID取得・書類準備を進めることをおすすめします。